【テニスの上達理論】シコラーvsハードヒッターはどっちが強い?

粘り強いテニス
ハードヒッター…バコバコ強打で攻める、アグレッシブなプレースタイル。
シコラー…粘り強くボールを拾い、相手のミスを誘う堅実なプレースタイル。

あなたはどちらに当てはまりますか?ちなみに私の場合はシコラー寄りです。バックハンドが得意なので、フォアハンドはスピンをかけてミスをしないようにラリーして、バックハンドで展開していくスタイルです。また、ハードヒッターは学生などの若い層では「バコラー」とも呼ばれています。

実際のところ、シコラーとハードヒッターはどちらの方が強いのか?これは世代やレベルによりけりですが、少なくともジュニアではシコラーの方が圧倒的に勝率は高いと言えます。中学や高校からテニスを始めて順調に上達するプレーヤーは、無理せず自分がコントロールできる打球レベルを感覚的に把握しています。

実際のところ、どこの都道府県でも高校の県大会予選レベルならば、本戦でも上位に食い込む強敵に当たらなければ、粘り強いシコラーが大抵勝ちます。また、大学の体育会でもシコラーは番狂わせを起こしやすいです。特にクレーコートでのシコラーほど、脅威になります。

一方ハードヒッターは、一見魅力的なショットを打っている反面、ミスも早い選手が多いのは否めません。ベースラインからでも一撃で相手の態勢を崩せるようなショットが打てるのであれば、それを武器にポイント獲得パターンを確立させればこれもまた脅威です。

しかし結論から言うと、テニスは何でもできる人が勝ちます。つまりは、オールラウンダーです。一番わかりやすい例が、ロジャー・フェデラーでしょう。サーブ、ストローク、ボレー、スマッシュ、フットワーク。全ての要素が仕上がっています。

流れるようにサービスゲームをキープし、どんな態勢からでも形成を逆転できるようなショットにコートカバーリング。オールラウンダーの理想形です。

なので最終的にはシコラーやハードヒッターという概念にとらわれず、何でもこなせるようになるのが望ましいでしょう。しかしテニスが上達しない人は、シコラーかハードヒッターのどちらを目指せばいいのか悩む場合もあります。

その場合、まずはシコラーを目指すべきです。第一ステップとしてショットを安定させるには、周囲でシコラーに分類されている人のプレーを参考にしてみてください。無理をせず、とにかくボールを繋ぐことに徹底してください。

例えばテニスコートを2時間取って練習するならば、その間ノーミスを目指すぐらいがちょうどいいです。ハードヒッターはスロースターターも多く、ある程度のミスをしても挽回しやすいですが、シコラーは「ある程度は仕方ない」という感覚ではいけません。

初めからミスをすることは許されません。それぐらい1球1球を大切にすれば、必然的にテニスも上達するものです。

目指すはオールラウンダー。まずは”当てるだけ”から始めてみよう

シコラーを目指してテニスを上達させるならば、以下の段取りを踏んで練習してみてください。

コンチネンタルグリップ(ボレーと同じ握り)でしっかり当てて返す

まずはコンチネンタルグリップで、ボレーのような感覚でラリーしてみてください。ベテランの上級者はこれが上手く、ハイレベルな人だとこれだけでジュニアを軽くいなしてしまうことも多々あります。

回転をかけて、山なりの軌道で打つ

一部のプレーヤーはロバー(ロブを打つ人)とも評されています。ラケットをしっかり振り切ってボールにしっかり順回転をかけて安定させるプレイヤーです。深いショットが打てるようになれば、スピードがなくとも防御にも攻撃にもなりえるストロークになるでしょう。

厚い当たりでボールをラケットで押し出しながら回転をかける

上の2つができるようになれば、多少軌道を低くしてスピードを出してもミスをしないショットが打てるようになってきます。ただ、スピードを重視するあまり力まないようにすることも大切です。

ここまでの段階に達すればネットへ積極的に出れる展開力も磨かれて、オールラウンダーへと転身できます。

まとめ

テニスは一定以上のレベルになると、ただ粘るだけでは、ただ強打するだけでは勝てなくなってきます。その段階までにテニスを上達させるには、まずは自分からミスをしないシコラーを参考に練習をしてみてください。言い換えれば、一定以下のレベルならほとんどシコラーが勝ちます。

・まずは自分がミスせずコントロールできるショットのレベルを把握する

・コントロールできるレベルを上げていく

この方が比較的ストレスフリーでテニスを楽しみながら上達していくでしょう。焦らず、1球1球を大切にすることを、改めて意識しみてはいかがでしょうか。

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