物事には必ず原因がある!テニスが上達しない人の4つの共通点

テニスのフォアハンド
世の中の全ての事象には、何かが起きた時は必ず原因が存在します。結果と原因は決して切り離すことはできません。テニスが上達した時にも原因があり、テニスが上達しないのにも原因があるのです。

料理などでも失敗した際は、調味料の分量を間違えたり、または調味料そのもののチョイスを間違えたという原因があって「料理に失敗した(不味かった)」という結果が生じているのです。

テニスが上達しない大半の方が、技術ばかりに目を奪われがちですが、テニスのフォームは上級者やプロも人によって自分が打ちやすい、理想のフォームは人によって異なります。だから技術的なアドバイスは人によって効果が異なってくるのです。

分かりやすい例で言うと、グリップの握りがコンチネンタル、薄い握り方の選手に対して握りが厚い、フルウエスタンの打ち方を教えても、グリップの握り方が違うので同じような結果が生じるとは考えにくいのではないでしょうか。

しかし、プロや全国区レベルのプレーヤーならまだしも、現在のテニススクールにおける上級クラス、ストロークやボレーもそれなりに安定して打てて、ラリーや試合もそれなりに楽しむことができるレベルの上級者になるのは決して難しい話ではありません

プロも出場するJOPの一般大会(賞金付き)などでは、技術レベルだけではなく戦術も大切になりますが、簡単なミスをせず基本的に自分の思ったように打てるレベルまでにテニスが上達しない原因は至ってシンプルなものです。

私自身も、テニスを中学高校と6年間やっていたにも関わらずつまらないミスばかりで、大学時代も当初はとても上級者と呼べるテニスレベルではありませんでした。しかし現在では、上級者限定の社会人テニスサークルで伸び伸びとテニスを楽しむことができるまでにテニスが上達したと自負しています。

なので今回は、「テニスが上達しない人の共通点」について4つお話します。かつてはストロークがネット下段に、酷いときは自陣のコートに1バウンドしてネットに引っ掛けていた私は、これからお伝えする4つは全て当てはまっていました。ですが、この4つの問題を意識し、解決するべく練習に取り組んだことによって私のテニスも変わったと言えます。

もしあなたが「練習しているのにテニスが上達しない」と悩んでいる場合は、現状を打開するためのきっかけにして頂ければ幸いです。

原因1:準備が遅い。テニスは準備を早くするだけでストロークのミスも激減

テニスの構え

テニスにおいて準備を早くするのは基本中の基本と言えます。ベースラインでの打ち合いも、ネットプレーを確実に決める為にも、テイクバックを早めに済ませたり、準備を早くするだけでイージーミスは激減します。

今までテニスが上達せずに悩んでいた選手が、準備を早くすることを意識しただけで以降はメキメキと腕を上げていったケースも珍しくありません。準備を早くすることで得られるメリットは多数あります。

振り遅れを防止して、より前の打点で打てるようになる

特に初中級レベルでは、相手がハードヒッターの場合だと振り遅れによるミスが非常に多いです。振り遅れによるミスが特に顕著に出るのがリターンです。リターンは特にタイミングが命と言っても過言ではありません

逆に準備を早くするだけで、ストロークでのイージミスはもちろん、リターンのミスも激減します。また、ストロークもリターンもより身体より前の打点で打てることができるようになり、あなたのテニスをより攻撃的にすることができるのです。

肩をしっかり入れて構えられるようになり、相手はコースを予測し辛くなる

これも試合においては大きなアドバンテージになります。特に浅い打球を打ち込むときに肩をグッと入れることで、相手はボールがどこに飛んでくるかが予測が困難になるのです。結果的に相手に拾われず、エースを奪える確率は格段にアップします。

逆に身体が開いていたりすると、身体の向きや構えでコースを予測されてしまうことがあります。そうなると自分の打つ方向に先回りされてカウンターを喰らってしまい、ラリーのいても主導権を握るのが難しくなってしまうのです。このことから実力差のある試合で、一方的に打ち込まれる現象は、まさに「準備が遅い」ことが大きな要因になっています。

試合において余計な体力を消費せず、頭を使う余裕ができる

テニスの試合はほとんどが相手もしくは自分のミスで成り立っていますが、突き詰めると「時間の奪い合い」とも言えます。いかに相手の時間・余裕を奪い自分が打ち込むか、相手のミスを誘えるかが勝つために重要になってきます。

準備を早くすることによって、まず自分自身に余裕が生まれます。余裕が生まれることで、狙うコースなどの戦略の組み立てに頭を使う時間が生まれるのです。もっと言えば、相手の動きを見る余裕も生まれます。相手の動きも見る余裕が生まれれば、簡単に逆を突くことができたりと、試合の主導権も握ることが可能になるのです。

他にも準備を早くすることによって得られるメリットは多々あります。「準備を早くする」。これ1つ意識するだけでテニスの上達スピードにも大きな差が生じてくるのです。

原因2.テニスが上達しない人ほど最初から速い球を打ちたがる

バックハンドを打つ男性

これは以前の私も「まさにこれだ!」と当てはまる要素でした。そもそも多くの日本人がテニスを始めるきっかけとして、プロや上手い人の試合を観て始めたというケースが多いのではないでしょうか。

実際に、プロがいとも簡単そうに打っているのを見たときは自分のセルフイメージも上がります。決して悪いことではありませんが、「今なら上手く打てるかも?」という感覚に陥りやすいのです。そして現実は上手くいかずギャップに苦しんでしまうことになります。

まずは、「自分がコントロールできる範囲を知ること」が大切です。最初に強打を繰り返してスピードや球威を調節していくよりも、どんなに遅くても、ロブでも、自分がミスをせずにラリーを続けられるレベルを理解し、そこからスピードなどを伸ばしていく方がはるかに効率が良いのです。

面白いことに、中学や高校の試合では全体的に山なりな軌道でも、イージーミスをせずに続けることができれば、ある一定レベルまでは勝つことができます。俗にいう粘り強くボールを拾う”シコラー”ですね。私もそうでしたが、高校などの都大会予選で1回戦負けするレベルのプレーヤーは意図もわからず打ち込もうとして自滅して負けている場合がほとんどです。

大学のテニスで勝ち上がるには、粘り強いだけではなく戦略性も大切になります。かなり荒々しい言い方になってしまいますが、テニスは何でもできる人が強いのです。そして自分のできる範囲を広げていくために、最初は打球のスピードなどは求めずにコントロールできる範囲から練習していく必要があります。

原因3.テニス初級者は手打ちが多い。ストロークでは上達もせず怪我の原因にも

テニス 手打ち

練習時間が実力に比例せず、テニスが上達しない方は特にストロークなどで「手打ち」を指摘される方がとにかく多いです。手打ちとは、文字通り身体を使えずに「手だけでボールを打ってしまっている」状態です。基本的に力むと手打ちになりがちです。

「もっと身体を使って打って!」と指導するコーチは非常に多いですし、実際のところテニスで「身体を使って打つ」というのは「準備を早くする」のと同等、もしくはそれ以上に大切な基本中の基本と言えます。

手打ちだと当然打球は安定しませんし、疲れてしまえばもう一定以上のショットを打つことは困難になってしまいます。また、手打ちは「テニスエルボー」をはじめとする、肘や手首を痛めてしまう原因に直結します。テニスが上達しないうえに怪我もしてしまっては踏んだり蹴ったりです。

テニス上達のためにも、怪我の予防のためにも、手打ちは矯正する必要があります。「身体を使って打つ」にはどうすればいいのかというと、下半身がキーポイントになります。腰(重心)を落とすことを意識して練習に取り組みましょう。

原因4.テニスの上達が遅い方は感覚に頼りがち。頭を使って問題を解決しよう

戦術的なテニス

冒頭でもお伝えしましたが、テニスが上達しない、ミスをするのには必ず原因があります。テニスを小学生時代などから始めている場合、感覚で調整し、一定レベルまで上達することができますが、ある程度の思考能力がついてる状態でテニスを始めるとそう簡単にはいきません。

そもそも感覚でどうにか解決できるのであれば、テニスが上達せずに悩むことはありえなからです。少なからず頭を使う必要があります。ただ、だからといって難しく考える必要はありません。

テニスが上達しない原因は至ってシンプルなものです。一言で言ってしまえば基本を押さえることが重要なのですが、逆に現時点で抑えられてない基本を抑えるだけでテニスが上達しない原因を解決することができるのです。

試合においても同様で、初中級者は戦術を意識していない方が多いです。「バックが苦手だからバックサイドを狙う」、「弱いボールに弱いから浅く打つ」、といった簡単なことでも実践するとしないのでは試合の勝敗にも大きく関わります。本当に僅かでも頭を使うことが大切なのです。

まとめ

一生懸命練習をしてもテニスが上達しないならば、その原因を1つ1つを解決するだけです。上達に悩んでいる多くの方の共通点が今回お伝えした「準備が遅い」、「最初から速い球を打ちたがる」、「手打ちになっている」、「感覚に頼りがち」。この4点が当てはまる傾向があります。

頭を使うといっても「手首の角度を…」、「インパクトの瞬間に力を…」と、深く考えすぎずシンプルに考えることがポイントです。これらの問題を迅速に解決するためにも、日々問題意識を持って練習に取り組むだけでもライバルとの差を広げることにも繋がるのです。

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