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【同じメニューでも差が開く】トレーニングの効果を上げる簡単なコツ

腹筋をする男性
トレーニングの効果を上げる為には、ただやみくもに量を増やしても残念ながら効率的とは言い難いです。

逆にトレーニングはちょっとしたコツを抑えるだけでも効果・成果は簡単に上がります。

全く同じメニューや回数でも、長い目で見れば大きな差が開くものです。

自分自身が意識するかしないかの問題なので、特別な器具や筋トレグッズは不要。

今回はトレーニングの効果を上げる為に、誰でも実践できるコツを1つ、ご紹介致します。

【トレーニングの効果を最大化させるコツ】動作と呼吸のリズムを合わせる

「動作と呼吸のリズムを合わせる」

これだけです。

つまり、「どのタイミングで息を吸って、吐くか」ということですね。

ダイエットに苦戦している方などを見ていると、この「呼吸」を意識していないケースをよく見かけます。

トレーニングもスポーツも、自分の中でのリズムを整える為に「呼吸」は重要な要素です。

腹筋でもプッシュアップ(腕立て伏せ)でも力を出力し、元の態勢に戻す身体の動きに呼吸も合わせていくことで、トレーニングの効果を上げることが可能なのです。

腹筋の場合

上体を起こす⇒息を吐きながら
上体を戻す⇒息を吸いながら

プッシュアップの場合

身体を下ろしていく⇒息を吸いながら
身体を持ち上げる⇒息を吐きながら

このように呼吸を意識するだけで、腹筋が綺麗に割れたり大胸筋がしっかり鍛えられる等の効果が得られるのです。

基本的にはどのメニューも、「力を入れるときに息を吸って、力を出すときに息を吐く」感覚で取り組んでみましょう。

トレーニングの効果を上げる為にNGなのが、「呼吸を止めること」

プッシュアップ
トレーニングの効果・効率を著しく下げてしまうのが、「呼吸を止めてしまう」ことです。

主に男性がやりがちですが、腹筋で上体を起こそうとするときに息を止めてしまったり、何かの拍子で踏ん張るときに呼吸を止めてしまったり・・・

ついやってしまう方が本当に多いです。

しかし、トレーニングにおいて「呼吸を止める」というのは基本的にNGです。

「呼吸を止める」ということは「酸素の供給がストップする」のと同義

・椅子に座る
・掃除機をかける

こういった日常的な動作においても、呼吸を止めるべきではありません。

「動きがぎこちない」と言われる人は呼吸と身体のリズムが合ってないかも?

呼吸を止めれば目まいや立ち眩みなどの現象を引き起こすリスクも上がり、身体の運動連鎖もスムーズに機能しなくなります。

なので結果的に「動きがぎこちない」「違和感がある」という風に見えてしまうわけですね。

逆に呼吸を止めなければ運動連鎖も上手く機能し、トレーニングでも効率的に筋肉へ負荷をかけることができます。

まとめ

・力を入れるときに息を吸って、力を出すときに息を吐く。
・大前提となるのが「呼吸を止めない」ということ。

全く同じメニューでも呼吸を意識しているかいないかで、その効果・成果は驚くほど変わってきます。

ただ量をこなせば良いのであれば、パーソナルトレーナーは誰でもなれちゃいます。彼らは決して伊達に身体の仕組みやトレーニングのノウハウ等を蓄積してはいません。

慣れていない場合、まずはトレーニング中に呼吸を止めないことを意識してみましょう。

トレーニングだけでなく普段の日常生活にも取れ入れることで、健康的な身体・生活の維持に繋がります。