自分は翻訳会社に勤める男性です。テニスは社会人になってから始めたものの、トータルすると10年ほどプレーしています。
テニス好きの妻に付き合って気軽に始めたテニス。コーチに改善点をレクチャー
最初はテニス好きの妻に付き合ってプレーしていたために、上手になることなど考えてもいませんでした。しかしあるとき、たまたまテニスのコーチをしているという男性が自分のプレースタイルを見て、2つの点を改善するよう勧めてきたのです。
それはストロークを打つときに上体を前に倒すことと、サーブを打つときに力を抜くことです。これまで自分はボールが落下するタイミングを予測することができず、尚且つコートの前のほうにポジションを取る傾向にありました。
そのためストロークを打つときは体が後ろに倒れるようなフォームになっていました。当然のことながらこのフォームでは力強いショットは打てません。またラケットの向きも安定せず、ときにはバックスピンがかかってしまうこともありました。
フォアは左足、バックは右足を踏み出すだけで、ストロークが楽になりました
また力には自信があったために、サーブは思い切り打つようにしていました。インすると相手はほぼレシーブできません。しかしアウトになる確率が非常に高く、結局は威力のないセカンドサーブを打つ、というのが常でした。
このコーチの方からは、ストロークを打つときはポジションを後ろにとり、聞き手と逆の足を一歩踏み出すようにして打つように教わりました。この教えに従って練習すると、体はボールが来る前に自然とラケットを引く体勢になり、非常に打ちやすく感じられました。
しかし、ポジションを後ろにとってボールが飛んでくるタイミングを計ることは、容易ではありませんでした。ポジショニングの修正には少し時間がかかりましたが、現在では問題なく行うことができています。
力みは百害あって一利なし。サーブも力を抜く練習をしてスピードも確率もUP
また、サーブは程よく力を抜くための練習をしました。まず両膝をコートにつけ、膝立ちの状態でサーブを打つよう指示されました。力が入らない状態でしたが、思いのほかボールが速く飛んでいくのを見て驚きました。
このとき力を加減してもラケットにボールが上手に当たればスピードのあるサーブが打てることが理解できました。次にラケットを体の前で8の字に振る練習をしました。これはラケットを力を入れずに振り下ろす感覚を覚える練習だそうです。この2つ練習のおかげで、サーブはすぐに上達しました。
そして上手にサーブが打てるようになってからは、ボールをなるべく高い位置でヒットする練習を行い、今では速いファーストサーブをかなりの確率でインできるようになりました。