現在大学1年生です。テニスは中学から硬式を始めて、大学では割と真剣にテニスをしているサークルで練習しています。
ジュニアからやっているのに上達せず…格下に負けて赤っ恥をかくのも定番
中学は硬式テニス部に所属していましたが、弱小校であまりボールを打つ時間も確保できず終いでした。調子が悪いままその日の練習が終わると、「まだ!もっとやりたい!」と、悶々としながら下校、というのがほぼ毎日のように続いていました。
実際、ラリーの練習メニューでは自分より強いであろう、上級者の人達とも互角に打ち合えますし、ときには強打してラリーの中でエースを取ることもできます。ただ、試合になると格上の選手相手の場合はラリーも全然できず、格下の選手に負けてしまうのもザラです。
「流石にこいつに負けたらヤバい!」と思ってた選手にすらストレートで負けて、観戦してた友達にもよく笑われていました。
「練習では上手く打てるのに」という典型的パターン。ある日先輩と試合して…
大学に入学してから2ヶ月になります。ある日その日の練習に参加している人が少なかったので、レベル関係なしに全員で総当たり戦をすることになったのです。その時は自分を含めて4人しかいなかったので、とりあえずデュースありの4ゲームマッチで回すことになりました。
自分より強い先輩が2人と、自分よりは下手であろう同級生の4人でした。最初は上手い先輩の1人と試合することになり、案の定ストレートで負けてしまいました。試合前にアップでラリーをしている時は「ゲームは取れる」と思っていた矢先にこの様で、情けない限りです。
2回目の試合はもう一人の強い先輩です。案の定リターンを返すことすらできず、あっという言う間に0-3です。サークルとしては「楽しくテニスして上達する」のがモットーなのに、全然楽しめずにウンザリしていました。
フットワーク!これぞがテニス上達のカギ!とにかく足を動かすのを意識した結果
「ここであっさり負けて暗い気分になるのも嫌だ!」と思った私はとりあえずフットワーク、足を動かし続けることだけを意識しようと決意しました。タイミングとか、小難しいことは考えずにとにかく試合中に足だけは絶対に止めないということだけに集中しました。
すると、今までの本当につまらないイージーミスが激減しました!リターンもそこそこ返せるようになり、ラリーもそれまでと比較にならないほどに長く続くようになったのです。不調から一気に立ち直り、先輩からエースを取ることもできました。
先輩には負けてしまいましたが、「お前、やればできるじゃん!」と、先輩から褒めてもらったのは素直に嬉しかったです。その次の同級生との試合も圧勝することができて、その日の練習はとても満足のいく内容のテニスができたと思います。
今もまだまだ調子の波はすさまじい気がしますが、とにかくフットワークを意識してから「上達したね」と言われる頻度が増えました。今テニスが低迷して悩んでる人も一度細かい考えは捨ててひたすらフットワークを意識して練習してみるといいかもしれません。