コラム

テニスの不調を脱出するコツ 真面目な人程悪循環にハマってしまう理由

テニスで一皮むけるコツ
「真面目にテニスに取り込もうとする人に限って成果が得られない」

結構なテニスあるあるではないでしょうか。

「上達する為に色々試行錯誤しても結果が出ず、空回りしてしまう」

私自身も経験があります。

「筋トレを頑張ってるのにテニスが変わらない」
「もっとハードヒットする攻撃的なテニスがしたい」
「にも関わらず、ミスも多く威力も出ない」

残念ながら努力はやり方や方向性を誤ると、報われません。

好きでやっているテニスなのにかえってストレスになり、次第にテニスが楽しくなくなってしまうんですね。

そこで今回は、

「テニスの不調を脱して、一皮剥けるコツ」
「テニスにおける努力が空回りしてしまう理由」

について考えてみました。

「頑張って練習しているけどテニスが安定しない」
「色々試行錯誤しているが空回りしてしまう」

そんなあなたは必見です。

テニスの不調を脱するコツ 自分の打ちやすいように適当に打つ

不調を脱してよりテニスを楽しむには、

ズバリ、「適当に打つ」のが一番です。

あれこれ打ち方やフォームについて考えず、
ボールの軌道を予測して速やかに打点に入り、
飛んできたボールを素直に打ち返す

これに尽きるかと。

運動とは本来「感覚」で行うモノ

テニスに限らず、本来運動とは頭で考えるのでなく、感覚で行うものです。

この例えは頻繁に使いますが、
日常生活で自転車を漕ぐ際に、難しく頭を使う人は中々いませんよね。

特に頭を使うことなく、適当に自転車を漕いでいる筈です。

テニスの不調を脱して安定させる為にも、「自転車に乗るような感覚」で打つのが理想と言えます。

テニスはミスをして当然のスポーツである

「ミスをしない」というのも大事ですが、テニスは「ミスをして当たり前のスポーツ」です。

ミスをしないよう、慎重にやれば何とかなるスポーツでもありません。

ミスを減らそうと頭を使えば、逆にミスショットになるリスクが増します。

テニスボールは想像しているよりも速く、考えていたら間に合わない

テニスボールは想像しているよりも速く、重いです。

中級者レベルのストロークでも時速にして30~60km/h程度のスピードは出ているでしょう。

高速で飛んでくるボールを、走り回りながら2~3秒間隔で繰り返すワケです。

おまけにテニスは、飛んでくるボールが常に不規則です。

・浅いショット
・深いショット
・速いショット
・遅いショット
・スライス回転
・トップスピン
・フラット

そんな中で、1球1球のタイミングを毎回正確に合わせて打ち返すのは冷静に考えて難しいですよね。

打ち方やフォームを意識しながらボールを打とうとすれば、ほぼ間に合いません。

余計な思考を削ることで、打点も前で捉えられるようになる

余計な思考が巡っているうちに、ボールはあっという間に自分の元へ到達してしまいます。

つまり、
「無駄に考えながらテニスをしていると打点が後ろ気味になる」、という現象が起きるのです。

逆に余計な思考が少なく頭がクリアになっていれば、ボールに速く反応できる分打点も前で捉えられるようになります。

ボールを打つ準備もスムーズになりますし、基本的に打点は前で捉えた方が無難です。

中級者と上級者のテニスレベルを分けているのも、「以下に早く打点に入れるかどうか」は大きいです。

余計な思考が減ることで、結果的にフットワークが向上していると考えられます。

打ち方やフォームは「自分の打ちやすいフォーム」がある種の正解

打ち方やフォームに関する理論は人によって異なり、その具体的な方法論も様々です。

ですがシンプルに考えれば、

「ある程度ミスをせずに打てればフォームは何でもOK」、です。

「プロの打ち方から学ぶ~」というのもよくありますが、

・身長
・体重
・骨格
・筋肉量
・柔軟性

こうした要素の個人差は割とどうしようもないので、形だけマネしようとしてもあまり効果的ではありません。

自分の打ちやすい打ち方が、「100球打って1球もコートに入らない」ようであれば流石に問題です。

ですが、ある程度安定していれば後はタイミングの問題なのです。

まとめ

調子の波を安定させて一皮むけるには、

あれこれ打ち方やフォームについて考えず、
ボールの軌道を予測して速やかに打点に入り、
飛んできたボールを素直に打ち返す。

ボールの動きは早く、考えていたら間に合いません。

テニスのレベルが上がればボールのスピードも比例して上がるので、余計に差が顕著に現れます。

返すので精一杯なレベルの方が、案外余計な思考もカットできるかもしれませんよ。

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