テニス上達(技術)

【テニス上達への道】最短で上級者入りする為の練習方法

テニスを上達させる練習
最近では錦織圭選手の活躍もあり、テニスの人気度は以前よりも相当高くなっていると言えます。

日本では基本的に野球、サッカー、バスケットボールが王道的なポジションでしたが、テニスがそこに少しずつ近づいているようにも見えます。

中学校ではテニス部といっても軟式テニス部が主流で、硬式テニス部がある中学校も少数派でしたが、少しずつ増えてきています。

また、学生時代はテニス部で、社会人になってからテニスをやってなかった方も、錦織圭選手の影響で物置にしまっていたラケットを取り出し、再びテニスを始める、という現象も起きています。

一テニスファンとしては嬉しい限りです。

ただ、日本のテニス人口は以前より増加しているものの、「上級者」と呼ばれるレベルに達している選手は未だにごく僅かで、ラリーなども安定せず、テニスの上達で悩んでいる方が圧倒的多数なのが現状です。

「練習時間が実力に比例しない」
「何をやってもテニスが上達しない」

などなど、こういった悩みが後を絶ちません。

実際のところ、テニスは上達方法に関する情報が非常に多いのと同時に、どのアドバイスが効果的なのかが、特に技術的なアドバイスは人によって異なります

1つのアドバイスを10人に実践させても、その中で上達する人としない人に分かれるものです。

テニスは正しい、自分に適した練習方法を繰り返せば基本的に上達します。

しかし間違った練習方法を繰り返しても、テニスの上達効果は望めません。ただ、間違っているといっても練習メニューではなく、テニスをするときに意識しているポイントなどがズレているということです。

つまり、料理で塩の分量を間違っている場合は、量を調節すれば料理を美味しくすることは可能です。

しかし、塩を使うべきところで砂糖を使っていた場合は、どれだけ分量を調節しようが、砂糖を使っていること自体が間違いだということに気付くことができなければ、料理は永遠に上達しないのと同じです。

テニスにも全く同じことが言えます。

逆に、もしあなたが数年、10年程のテニス歴をお持ちで上達に悩んでいる場合、意識改革を行うだけでテニスが劇的に上達することも可能です。

意識を変えて練習に取り組むだけで、テニスの上達スピードが別次元にメキメキと伸びていく可能性も秘めているのです。

なので今回は、「テニスを上達させる為の練習方法、意識するポイント」について説明致します。

もしあなたが長年のテニスキャリアをお持ちなのに関わらず、テニスが上達せずに悩んでいる場合は、今回の内容を実践するだけでテニスに大きな変化が生じることもあり得ますので、是非最後までお読みいただければ幸いです。

テニスのラリー練習は余裕を持ってスローテンポで打つように意識すべし

テニスのラリー

「テニスのラリー練習が楽しい」と感じる方は非常に多いのではないでしょうか。私自身もその1人で、特に上手い人とのラリー練習は充実感を感じます。

特別な制限などがなければ、自分の思うようにひたすら強打し続けることも、ひたすらミスをせず粘り続けることもできるわけです。

ただ、テニスを楽しむことは大切なのですが、実はテニスの上達においてはこのラリー練習のときに何を意識するべきか、どう練習するかが非常に大切なポイントになります。

それと同時にテニスが上達しない方は、ラリーの練習方法が間違っているケースがほとんどです。

では具体的にどうすればいいのかというと、「スローテンポでゆったりと打つ」練習をする必要があります。

ハードヒットしたい、球威のある速い球をバコバコ打ちたい気持ちは非常にわかります。ですが、それではテニスの上達効果は望めません

プロのウォーミングアップのラリー練習を見たことがあるでしょうか?生でも、動画でも構いません。

一度でも見たことのある方ならわかるかと思いますが、どの選手も余裕をもって、非常にゆったりとラリーしていることが伺えます。

実はあのゆったりとしたラリー、プロや上級者にとっては上達効果はありませんが、テニス初心者~中級者にとっては非常に効果的な練習なのです。

基本がしっかりできたプロや上級者の場合、試合では自分からミスをしないことを前提にどうやって相手を崩すないしエースを取ることができるかが勝敗を分けます。

一方、テニスが全体的にまだ安定していない中級者までの方は、試合の得失点は基本的に自分もしくは相手のミスで成り立っています

なので、テニスが安定しないうちのラリー練習では、プロのアップのようにテンポを落として余裕のあるラリー練習が、あなたのテニスの上達スピードを劇的に加速させるのです。

テニスの練習中は常に下半身を意識するのが基本。ラケットワークは二の次

テニス 下半身
基本的にラケットを使うスポーツはラケットワークに目がいきがちです。確かに「上手い人のフォームをマネしよう!」となると、主にラケットの当て方やフォロースルーなど、ラケットワークに注目する方は多いです。

ですが、テニスにおいてラケットワークとは表面的なものでしかなく、身体を、下半身をしっかり使えてなければ無駄です。

どんなに上手い人のラケットワークだけマネしても、同じようなショットを再現することは不可能なのです。

フェデラーの鋭いストロークはフェデラーだからこそ打てるのであって、どんなにフェデラーのフォームを再現しようとしても、それに見合った土台ができていなければ「ただフォームがキレイなだけ」という状態になってしまいます。

参考にする分には問題ありませんが、大げさに言ってしまうと海外のトッププロは筋肉や骨格など、努力ではどうしようもないレベルで私達と違うので、マネしようとするには限度があります。ラファエル・ナダル選手が非常にわかりやすい例ではないでしょうか。

なのでテニスが上達しない、不安定なうちはまず下半身を意識しましょう

具体的に何を意識すればいいのかというと、”重心を低くする”ことです。常に腰を落として、重心を低くして下半身(土台)を安定させることを徹底しましょう。

足のスタンスを広くとることで、重心をスッと落とすことができます。

慣れないうちは足の疲労感が強く感じますが、重心を低くすることでストロークも安定し、重みのあるボールを打てるようになるのです。

テニスはネットにかけるよりもアウトが望ましい。軌道を高くして打つべし

テニス上達のコツ
テニスのミスはネットに引っ掛けるか、コートに収まらずアウトするかの2パターンしかありません。どんな一流のプロテニスプレーヤーでも、ミスは必ずします。

ただ、テニスの上達過程においては、ミスの仕方も重要と言えます。

まず、ミスをするならネットよりもアウトの方が望ましいです。何故ならば、試合ではネットに引っ掛ければ終わりですが、ネットを超えればまだコートに入る可能性が残っているからなのです。

つまり、テニスの試合ではネットに引っ掛ければその時点で失点ですが、ネットを超えれば怪しい軌道でも、ボールはまだどうなるかわかりません。

僅かでもポイントの可能性を繋げるには、ネットするよりもアウトした方がいいというのが根本的な理由です。

また、練習においてもアウトの方が望ましい理由としては、ネットに引っ掛けている状態からボールが軌道をコートに収まるようにコントロールするよりも、アウトしている状態からコートに収まるようにコントロールする方が簡単なのです。

【テニスは力じゃない】サーブは全て最後まで振り切る意識を持つことが大事

サーブのスイング

これも初級・中級レベルの方はやりがちな行為です。サーブを入れることを意識するあまり、最後まで振り切らずにただ力で調節してしまっています。

これではいつまで経ってもサーブが上達することはありません

確率が悪いサーブはもちろん、スピードもなければ回転もない、弱弱しいサーブだと、一定以上のレベルの方と試合すればリターンで蜂の巣にされてしまいます

そうなってしまうと、もはや試合になりません。

サーブは力で調節するのではなく、回転で調節するべきです。

ネットに引っかかれば当たりをフラット気味にしてみたり、サービスラインをオーバーするのであれば回転量を増やして飛距離を抑えたり、いずれにせよラケットを最後まで振り切る必要があるのです。

【クイックサーバーは要注意】サーブはトスが安定か不安定を決定づける

テニス サーブのトス
「クイックサーバー」とは、極端にトスが低く、早いテンポのサーブを打つ人のこと。この打ち方は「風の影響を受けにくい」という、かなり大きなメリットがある反面、タイミングを合わせるのが難しいというデメリットもあります。もしあなたがクイックサーバーなら要注意です。

サーブの上達には、トスを上手く上げられるかどうかがポイントになります。

サーブが安定しない選手は、それに伴って1球1球のフォームもバラバラです。

これは、トスにバラつきがある為、ヒッティングポイントも不安定になっている為です。特にクイックサーバーは、多少のバラつきを気にせずそのまま打ちにいく傾向があります。

調子がいい時はナイスサーブがバシバシ決まりますが、逆に入らないときは驚くほど入りません。

これを解決するには、トスを同じ場所に上げられるようにしなければいけません。

タイミングを合わせやすいように、ゆっくりと高く、同じ場所に上げる練習をしてみましょう。

テニスの試合では「勝つための努力」が第一。バカでは勝つことはできない

テニスの試合
「練習では上手く打てるのに、試合になると全然打てない…」

これは中級者以下のレベルと、上級者の決定的な違いの1つといっても過言ではありません。試合では勝つことが目的です。

にも関わらず、試合で結果を出せない多くの方が試合中に自分のフォームなどを気にしてしまっているのです。

それでは試合に勝てるわけがありません。

自分のテニスでなく、「どうすれば勝てるか?」を考えるのが最優先事項ではないでしょうか。

相手の苦手なところなどを徹底的に分析して最も勝率の高い戦略を展開していくのが理想です。

「試合中はどうすれば勝てるのかを考える」ということを徹底しなければいけません。技術レベルで劣っているのであれば、尚更頭を使ってナンボです。

球出し練習などでは自分のフォームを気にしたりするのに頭を使うのは何ら問題ありません。

しかし、試合の際はとにかくどうすれば勝てるのかという部分に頭を回しましょう。ゲーム形式の練習においても同様です。

練習といえども本番と同じ形式であれば、それを利用しない手はありません。

そしてもう1つ大切なことが、初めからフルパワーで打とうとしてはいけないということです。

どんな実力者でも1回戦は身体が思うように動かないものです。そんな状況で強打しにいけば、当然自滅するリスクも高まります。

実力を出せず1回戦負けする人はまさにこの傾向が強いと言えます。

試合の序盤は様子見と自滅回避も兼ねて、自分からミスをしない為にもセンターラリーをベースに進めるのが無難です。

シングルスで相手が技術的に劣っている場合なら、センターラリーを心がけるだけで危なげなく勝つことができます。

ダブルスの場合でも、初めの数ゲームでリスクを負うショットは控えましょう。

何をやってもテニスが上手くいかない場合の対処法

テニスを上達させるために様々な形で努力をしても空回りしてしまったり、自身のテニスが迷走してしまうこともあると思います。

そういったときは、一度フォームや打ち方について難しく考えるのを辞めて、「とにかく自分が気持ちよく、打ちやすいように打つ」ようにしてみてはいかがでしょうか。

運動とは本来頭でなく感覚で行うものですし、迷いや雑念が多ければその分ミスも増えます。

テニスの質を上げる為に新しいモノを身体に覚えさせたりするのも時には必要ですが、現状維持どころか低迷しているのなら一旦頭をクリアにするのも有効です。

まとめ

テニスの質をレベルアップ

テニスは根本的な部分を誤ってしまうと、例えどれだけ長時間練習したとしても上達することはありません

まずはストロークもスローテンポでミスをせずに繋げることができるようになってから、徐々に打球のスピードやクオリティー高めていくことが大切です。

「いかに良い打球を打つか?」ではなく、「いかにミスをせずに打てるか?」が重要なのです。

この意識を変えるだけで、テニスの上達スピードは劇的に変わります。

今あなたがこなしている練習メニューも、意識改革を行うだけで全く別の練習方法に感じることもあるのです。

また、テニスに限らずどんな競技にも共通して言えることですが、基本的に自分の身体は自分の中のイメージとは異なる動きをするものです。

一生懸命練習しているのにテニスが上達しない人は、イメージと現実との間にギャップが生じていることに気づくことができていません。

特に多いのがラケットの握り方。自分ではセミウエスタンで打っているつもりでも、周りから見ると「よくそんな握りで打てるな…」と思われるぐらい、グリグリのフルウエスタンでフォアハンドを打っている場面はよく見かけるものです。

まずはこういったギャップを認識する必要があります。

自分の思い描いているような、力強いショットをバコバコ安定して打てるようになる為には、イージーミスをしないテニスを身に着けることが第一ステップです。

多少良い打球を打てても波が激しければ、大したことない、格下だと思っている選手にもアッサリ試合に負けてしまいます

自分がミスをしなければ、ハードヒッターとラリーすることによって必然的に自分自身もバコバコ打ち合うことができるようになるわけです。

テニスの上達に関するアドバイスは多数存在しますが、その中でも大前提として「自分からミスをしないテニス」を身につける必要があるのは、全員共通です。

プロのプラクティス動画のように力まず、半分流すような感覚で練習してみてください。

身体が暖まってくると、自然にギア(ショットのスピード等)も上がってきます。

-テニス上達(技術)


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肉ジャガ(管理人)

肉ジャガ

ニス歴10年以上のテニスマニア。

テニスを始めた歳:12歳(中学1年生)

中学時代:硬式テニス部に所属
高校時代:某ジュニア育成チームに所属
大学時代:都内の大学の体育会に所属

卒業した現在もテニスを愛しています。

あなたのテニスライフをより充実させられるサイト運営を心掛けて日々精進致します。

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