テニス歴:中学1年(12歳)から軟式テニスを始め、高校1年(15歳)から硬式テニスへ。今では40年近くテニスをしています。
小学生時代は体も力も弱く運動には全然自信がなかったので、これぐらいならできるだろうということで進学先の中学校の弱小テニス部に入りました。
やってみると、ボールを打つ爽快感、上達してできることが増えてくる嬉しさなどにすぐ虜になりました。
上達する都度、新たな壁が現れ、その壁を乗り越えるために努力し、クリアしては次の課題に向き合うという本当に奥が深いスポーツです。
また、テニス経験のない方にとっては分かりにくいのですが、試合ではネットを挟んで相手と深く心理を読みあってボールを打ち合っており、接触はないんですが相手のことを深く考えながらプレーをしています。
ですから必ずしも上手な選手が勝てるとは限らないのが非常に面白いところです。
あと、ダブルスではペアとのチームワーク、シングルスでは誰も助けてくれない孤独な戦いもまたそれぞれ魅力があります。
さらにテニスは最低限2人からできること、テニスコート等の施設もあちこちにあること、年齢を重ねてもそれぞれの世代に応じてずっとプレーはし続けられることがあって、生涯スポーツとしても魅力があります。
以前はテニスの世界ではアジア人の活躍はあり得ないことでしたが錦織圭選手、大坂なおみ選手など世界のトップレベルで戦う日本人選手が現れたので、テニスに興味を持つ子供たちが増え次世代のトッププレーヤーが出現しテニスがもっと多くの人に親しまれることを願っています。