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テニス初心者は山なりに限る!ストロークのスピンを安定させるには

ストロークを打つ男性
私はアルバイトをしている男性で、高校のときに3年間硬式テニス部に所属しており、硬式テニスの経験があります。

速いボールに対応できない!素振りを徹底して多少マシになったものの安定せず

高校の硬式テニス部に入る前までは遊びで何回かしたことがあるだけで、ラリーも2~3回ぐらいしか続かず、また打ち方も山なりのボールで打ち返していました。山なりのボールは、相手にボールのスピードが速いと遠くに飛んでしまうので、相手も速いボールではなく遅いスピードか山なりに打ってくれる必要があります。

そのような打ち方しかできなかった私ですが、高校の硬式テニス部に入部して、まずは素振りから始まりました。素振りからどのようにボールにスピンをかけて打ち返すのか、またはどのように持つのか、体の腰と足を使って回転しながら打つなどの基本的な動作を体に覚えさせるように素振りをしました。

素振りを何日もしてからボールを打つ練習に入ることができました。素振りをいつもしていたおかげで体の動作は多少マシになっていましたが、ボールにスピンをかけるのは難しく、10球中半分以上はボールにスピンがかからず飛んで行ってしまいました。

ラケット面の向きを、気持ち下向きにするよう意識するうちに回転が安定

初めはボールにスピンをかけることが難しく、何回かボールを打つ機会もあって練習したのですが、スピンがかかりませんでした。すると部活の友人がラケットが上に向いているせいでスピンがかからず遠くに飛んで行ってしまうと指摘してくれました。

なので自分がラケットを上向きから少し下向きに変えてボールにスピンをかけるように打ってみると、ボールは遠くに飛んで行くことは無くなったのですが、ネットにかかる機会が多くなり、それもまた部活の友人がラケットを下向きにして回転をかけるように振ることを指摘してくれました。

私にはその理論が最初よく分からずどういう風に振るのか、いつも迷いながら振っていました。しかし何回かボールを打っていくとスピンが綺麗にかかってコート内に打つことができました。私は嬉しくなり感覚を思い出しながら、どんどんボールを打っていきました。

数をこなすうちに山なり軌道のストロークは上達。スピードボールは当てるだけ

ボールの数を打っていくとだんだん体が覚えていき、スピンをかけながらボールを打つようになることができました。しかし、遅い簡単なボールをスピンをかけて打つことができても、速いボールはなかなか打ち返すのが難しかったです。

なので、速いボールは大きく振りかぶらずにまずは当てるように打ってスピンをかけるように言われました。難しかったですが練習をしたおかげで、山なりボールしか打てなかった私は普通にスピンをかけてラリーができるまで上達することができました。