「彼女ができるとテニスが下手になる」。実はこれ、実例が意外に多いのです。もちろん、彼女ができたことによって技術力が低下するという直接的な関係性はありません。中にはテニス上達のモチベーションなる人もいれば、彼女の有無がテニスに影響しない人もいます。
ただ、現在の錦織圭選手は戦績が落ちており、その原因が”彼女”だと噂されているのをご存知でしょうか?テニスで勝てないの原因を彼女に押し付けるのもどうかとは思うのですが、こんなことを噂されてしまっているのにはまた理由があるからです。
それは何かというと、
「今の彼女と付き合い始めてから戦績が落ちている」
ということです。
現在の彼女とは、2017年の7月頃から交際がスタートしたとのことですが、確かにその後しばらくしてから錦織の成績不振が始まったという見方もできます。グランドスラムはもちろん、他のATPツアーでも優勝するチャンスが減ってきたように見えます。
2017年のウィンブルドンではバウティスタ・アグート(スペイン)に敗れました。そして同大会で準優勝したランキングも近く、ライバル関係にあるマリン・チリッチ(クロアチア)の試合を見る限り、「今の錦織ではとてもチリッチに勝てる気がしない」そんな気がしました。
練習よりも彼女を優先?彼女が直接テニス上達を阻害するわけではないが…
本当に、現在の成績不振は彼女が原因にあるのか?それは本人にしかわからないものです。ですが、彼のコーチであるマイケル・チャンを中心としたチームも交際を反対しているという噂もあります。一度、彼女を優先して練習をサボり、マイケル・チャンコーチが激怒した、という噂は結構有名ではないでしょうか。
もしこの噂が本当だった場合、1テニスファンとして非常に残念なことです。確かにテニスよりも彼女を優先すればテニスの上達は阻害されてしまうでしょう。ましてやプロテニスプレーヤー。テニスで勝つことが仕事という立場で練習よりも彼女を優先するということは、オンとオフの切り替えができていないと言えます。
それはコーチ陣から反対されても文句は言えません。プロテニスプレーヤーに限らず、会社員であろうと何だろうと、プロ意識は大切です。
常に稼げるチャンスに備えて、確実にチャンスをものにするのがプロ。そんな中彼女を優先するなど一ビジネスマンとしては言語道断。確かに彼女との時間も大切ですが、そんな中でもテニスを優先するのがプロとしての覚悟ではないでしょうか。
実際に私がジュニアだった頃、近い世代で当時インターハイ優勝候補筆頭だと言われていた選手がいました。彼もまた彼女ができたのを機にテニスが疎かになり、結果的にインターハイ1回戦で負けた、ということもありました。
錦織の父親も反対?確かにファミリーボックスにいるのを見たことがない…
一応世間からも公認?となっているはずですが、錦織圭の彼女をファミリーボックスで見かけたことがありません。フェデラーやマレーなど、他の選手は彼女もファミリーボックスで観戦しているのをテレビカメラでもよく映し出されていますが、錦織に限っては私が見てきた限りではありません。
噂によると、錦織はファミリーボックスに行くよう指示したが、コーチ陣に追い返されたという話もありません。両親は何も干渉せず錦織の練習を見守っていたというので、本当だったら相当な話です。
一部の情報誌では、錦織の父親は現在の彼女との結婚について「想像もしたくない」とコメントしていたという話すらもあります。
本来なら子供の交際関係に親が口出しするのは野暮なものだとは思います。極論、錦織圭本人が幸せならばそれが一番なのかもしれません。しかり、グランドスラムでタイトルを取るという目標を本人が掲げているのであれば、今よりもテニスを上達させ、試合で勝つためには彼女を切るのも選択肢の1つではないでしょうか。
【テニスの上達以前の話】何より気になるのは現在の錦織の試合態度
私個人、現在の錦織圭の試合を観戦していて何より気になるのが”試合態度”です。ラケットを投げたり、ボールに八つ当たりしたりと、まるでジュニアと同じようなことをやっているように見えます。
以前テニス界で”悪童”と名高い、ニック・キリオス(オーストラリア)について聞かれると「コート上で感情をコントロールできないのが目立つ」とコメントしていますが、正直な話、現在はまったくもって他人のことは言えないのでは?と考えています。
試合態度はテニス上達以前の話です。ジョコビッチもよくラケットを何度も地面に叩きつけますが、あれは選手として最低な行為です。
グランドスラムを体感したこともない、プロでもない一般人なら何でも言えます。確かにラケットに当たりたくなる気持ちもあります。ですがプロとは、テニスファンにとって憧れの存在でい続けるのも仕事の1つではないでしょうか?
確かに試合態度が悪くてもテニスが上達する人もいますし、試合態度が良くてもテニスが上達しない人もいます。しかし試合態度とは礼儀であり、マナー。極論ですが、試合中怒りに任せてラケットを折るのは、挨拶もできない社会人と同義です。
今の彼女が原因で、精神的に不安定になっているなら、速攻で別れた方がお互いのためではないでしょうか。
まとめ
錦織圭の戦績不信は彼女が原因なのか?
本当にコーチ陣からも嫌われているのか?
両親からも快く思われていないのか?
真実は本人しかわかりません。
ただ、彼女ができたら練習よりも彼女を優先してしまう場合、「彼女ができる=テニスの上達がストップする」というのはあながち間違いでもありません。また、オンとオフを切り分けなければ、「彼女との関係が良くない=テニスの調子も良くない」という、彼女との関係性がテニスに直接影響することもあります。
彼女との時間も大事にしつつ、テニスをする時間はしっかり没頭してこそ、テニスも上達するのだと思います。
メディアからは色々言われていますが、1テニスファンとして錦織圭選手には是非挽回して欲しいと思っています。